一等星の多い冬の星座が日没後を楽しませてくれます。夜が更けると、しし座や北斗七星など、春の星たちが東の空に姿を現します。
18日頃には、月と火星が接近します。また2月は、見る機会の少ないりゅうこつ座の1等星カノープスを見るのに良い時期です。短い時間だけ南の低空に現れるカノープスをぜひ探してみてください。
2日 | 節分 |
3日 | 立春(太陽黄経315度) |
5日 | 下弦 |
8日 | 水星が内合 |
12日 | 新月 |
18日 | 雨水(太陽黄経330度) |
20日 | 上弦/水星が留 |
27日 | 満月 |
惑星の見どころ
水星
上旬は日の入り直後の西の低空に位置しています。8日に内合となり、以後は日の出前の東の低空に位置するようになります。見かけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう。
金星
日の出前の南東から東の低空に位置しています。見かけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう。
火星
おひつじ座を東に移動し、下旬にはおうし座に入ります(順行)。宵の南西から西の空に見え、明るさは0.4等から0.9等。
木星
見かけの位置が太陽に近く、観察には適していません。
土星
見かけの位置が太陽に近く、観察には適していません。
※国立天文台Webサイトより引用
宙の見どころ
惑星を楽しめるのは火星だけですが、一等星の多い冬の星座から春の星座まで楽しめる季節です。
夜間は冷えますので、防寒はしっかりと行って星空を楽しんでください。