バラ色に染まる渦巻銀河M81──スピッツァーとハッブルが描く宇宙の華

NASAは2025年5月14日、おおぐま座に位置する渦巻銀河メシエ81(M81)の合成画像を公開しました。この画像は2007年6月1日に取得されたデータをもとに、NASAの赤外線天文衛星スピッツァーハッブル宇宙望遠鏡、そしてNASAの紫外線望遠鏡GALEXの観測結果を重ね合わせたものです。

画像出典:NASA/JPL-Caltech/ESA/Harvard-Smithsonian CfA/元画像リンク
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M81について

バラ色の渦巻腕には、過去数百万年以内に誕生した青白く高温の若い星々が散在しています。また、およそ6億年前に始まった星形成の名残も見られ、銀河の進化の歴史を物語っています。

メシエ天体とは?

フランスの天文学者シャルル・メシエが18世紀にまとめた「彗星観測の邪魔になる天体一覧」がメシエカタログです。現在はM1からM110までの110天体が登録され、星雲・星団・銀河など夜空の代表的観測対象として親しまれています。M81はその77番目(M81)で、肉眼でも淡く確認できる最も明るい銀河の一つです。


参考・出典


原文筆者:Monika Luabeya(NASA)
翻訳:宙クリップ編集部

宙クリップ

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