ISSがインド洋上空で撮影〜南極光が描くエメラルドの弧

NASAは2025年7月16日公開の記事で、国際宇宙ステーション(ISS)から撮影されたオーロラ・オーストラリス(南極のオーロラ)の写真を紹介しました。画像は2025年6月12日、ISSが高度269マイル(約433km)オーストラリアと南極の間のインド洋上空を通過中に取得されたものです。

画像出典:NASA/Nichole Ayers/ 元画像リンク
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クルーが切り取る“地球のいま”

ISSの宇宙飛行士は「Crew Earth Observations(CEO)」の取り組みとして、キューポラの窓から手持ちのデジタルカメラで地球の姿を日々記録しています。こうして得られた画像は、雲や大気光、海や陸の変化など、地球規模の現象を多角的に理解するための貴重なデータとなります。

オーロラが弧を描く理由

オーロラは太陽からやってくる荷電粒子が地球磁場に沿って極域へ導かれ、高層大気で励起・発光する現象です。画像では、地球の縁(大気光のオレンジ色の層)に沿って緑色のカーテンが滑らかな弧を描いており、極域上空での粒子降り込みの広がりを視覚的に示しています。

参考・出典

原文筆者:Monika Luabeya(NASA)

翻訳:宙クリップ編集部

宙クリップ

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