ASTRO GATE、将来宇宙輸送システム株式会社と汎用スペースポート開発・利用に関するMoUを締結

ASTRO GATE株式会社(本社:東京都あきる野市、代表取締役社長:大出大輔、以下「ASTRO GATE」)と、将来宇宙輸送システム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO:畑田康二郎、以下「ISC」)は、ASTRO GATEが開発する国内外のスペースポートおよび汎用射場設備において、ISCの再使用型ロケットシステム「ASCA」の打上げ・着陸を実現することを目的とした覚書(MoU)を締結しました。

また、ASTRO GATEが開発するスペースポートや実験施設において、ISCが提供するロケット開発・運用プラットフォーム「P4SD」の活用に関する検討も進めます。

(左:将来宇宙輸送システム株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 畑田康二郎|右:ASTRO GATE株式会社 代表取締役 大出大輔)
目次

協力内容

今後、両社は次の内容で協力を進めます。

  • ロケットおよびスペースポートに関する最新技術情報の共有
  • ISCが提供するP4SD活用を含む、汎用的な飛行経路解析/ミッション解析/飛行安全解析ツールの検討と運用
  • ISCロケットの国内およびその他地域での離着陸に向けた実証、スペースポート設計、離着陸運用に関する支援

各社コメント

ASTRO GATE株式会社 代表取締役 大出大輔

「このたび、将来宇宙輸送システム様とMoUを締結できたことを大変光栄に感じております。弊社は世界中のスペースポートやロケット企業が利用できる汎用的な射場設備の開発を進めています。本MoUにより、両社のロケットと射場の協調が進み、宇宙輸送の効率化へつながることを期待しています。」

将来宇宙輸送システム株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 畑田康二郎

「当社が目指す宇宙輸送の高頻度化において大きな課題となるのがスペースポート整備です。ASTRO GATEには『次世代型宇宙港』ワーキンググループの事務局も担っていただき、理想的なスペースポートのあり方について議論を重ねてきました。国内外でスペースポート運営を企画している同社は、当社のビジョンに合致する心強いパートナーです。このMoUを通じて、さらに深く連携を進めていきます。」

ASTRO GATE株式会社 会社概要

企業名ASTRO GATE株式会社
概要複数の宇宙港(スペースポート)の開発・運営を行う日本発スタートアップ。スペースポート整備、打上げ支援、周辺地域のまちづくり、宇宙ビジネスや政策コンサルティングを通じて、新たな宇宙輸送インフラの実現を支援。
URLhttps://astrogate.jp/

将来宇宙輸送システム株式会社(ISC)会社概要

企業名将来宇宙輸送システム株式会社
概要再使用型ロケット「ASCA」、および宇宙輸送システムに関する研究・設計・試験・シミュレーションをクラウド上で管理する独自プラットフォーム「P4SD」を開発。宇宙や地球上の高速輸送を目指す。
URLhttps://innovative-space-carrier.co.jp
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