SPACE WALKER、福島県「地域復興実用化開発等促進事業費補助金」に採択

株式会社SPACE WALKER（本社：東京都港区、代表取締役CEO：眞鍋顕秀、以下「スペースウォーカー」）は、福島県による令和7年度「地域復興実用化開発等促進事業費補助金」に採択されたことをお知らせいたします。

宇宙輸送と地球の脱炭素化を目指すスタートアップ

スペースウォーカーは、東京理科大学発のスタートアップ企業として、誰もが飛行機のように自由に宇宙と地球を往来できる未来を目指し、有翼式再使用型ロケット（スペースプレーン）の研究開発を行っております。さらに、宇宙技術を応用した軽量・高性能な次世代複合材タンクの開発を通じて、地球の脱炭素化にも貢献する製品の提供を進めています。

補助金採択の背景と目的

当社は2025年3月、福島県南相馬市と連携協定を締結し、同年5月23日には本店所在地を南相馬市へ移転いたしました。これは、将来的な量産体制構築を見据えたものであり、スペースプレーン本体および各種コンポーネントの開発・生産体制の強化を図るものです。地域に根ざした産業振興と技術革新の両立を目指し、今後の事業展開に弾みをつけてまいります。

今回の補助金は、福島県が浜通り地域を中心とする15市町村において、福島イノベーション・コースト構想の重点分野に関連した実用化開発を支援するもので、地元企業または地元との連携による地域経済の活性化を目的としています。

地域復興実用化開発等促進事業費補助金（福島県公式）

あわせて読みたい

地域復興実用化開発等促進事業費補助金 - 福島県ホームページ

エンジン開発事業の概要

本補助金の活用により、スペースウォーカーは2028年の小型衛星打上げミッションに向けて、サブオービタルスペースプレーンに搭載予定のメタンエンジンの開発事業をさらに加速してまいります。

主な取り組み内容は以下のとおりです：

• エンジン各構成品の製作・組立・試験
• エンジン本体の組立および単体試験
• 推進薬供給系コンポーネントの製作および試験
• エンジンと推進薬供給系によるステージ燃焼試験　ほか

これらの取り組みによって、再使用可能な1段式バイオメタンエンジンの開発を推進し、持続可能な宇宙輸送手段の確立を目指します。

会社概要

会社名	株式会社SPACE WALKER
本社	東京都港区新橋3-16-12　第一横山ビル3階
代表者	代表取締役CEO　眞鍋 顕秀
設立	2017年12月
HP	https://www.space-walker.co.jp/