株式会社アミノアップ(北海道札幌市、代表取締役会長 小砂憲一、代表取締役社長 北舘健太郎)は、2025年8月1日(金)、札幌市清田区※1との共催で『清田区ネイチャーツアー「夏」』を開催しました。当日は約50名の札幌市民が同社敷地内で夜の昆虫観察や工場見学を体験しました。2022年春にスタートしたこのツアーは、年3~4回の定期開催を続け、今年で4年目を迎えます。

ネイチャーツアーの詳細
名称 | 清田区ネイチャーツアー2025「夏」~夜の昆虫を観察しよう!~ |
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開催日 | 2025年8月1日(金)18:30~21:00 |
開催目的 | 身近な緑地に生息する動植物の観察や専門家によるレクチャーを通じ、緑地の保全が生態系維持や生物多様性保全につながることを参加者に伝える。また、株式会社アミノアップの環境活動への理解を深め、市民の環境保護意識を醸成する。 |
主催 | 札幌市清田区役所、株式会社アミノアップ |
ツアーガイド | 株式会社エコニクス※2 |
参加者 | 一般公募の札幌市民50名 |
イベントの内容と様子
アミノアップの敷地内で、夜に活動する昆虫の紹介や、観察時に注意すべき危険な昆虫・植物についてネイチャーガイドが解説しました。案内役は自然環境調査の専門家である株式会社エコニクスのガイドが務めました。


レクチャー後は、同社の工場見学へ。独自の培養方法で製造する「AHCC(R)」の製造工程を中心に見学しました。


続いて、工場裏手の敷地に事前設置した2カ所のライトトラップへ移動し、紫外線ライトに誘われた昆虫を観察しました。LED化が進む街灯では見られなくなった夜の虫たちを間近で観察でき、子どもたちは臆することなく昆虫を捕まえ、虫かごに入れて観察。カミキリムシやコガネムシ、ガ、ガガンボなどを中心に観察ができました。




参加者の声
- タコが仕掛けに入る理由がわかり勉強になった
- 近距離にタコが生息していることに驚いた
- 夜光虫が花火のように輝いて美しかった
- 東京・横浜から1時間で行ける体験として貴重
- 自由研究の題材にしたい
成果と今後
参加者の多くが初参加で、市の広報や学校配布のチラシを通じて来場しました。専門家と共に観察する特別な体験を通して、自然環境保全への理解が深まりました。次回8月23日(土)には川の生き物観察を予定しています。
ネイチャーツアー開催の背景
2011年、アミノアップは社屋(エコハウス棟)と工場(AHCC棟)を増築する際、周辺環境に配慮した仕組み※3を導入。竣工後は周辺環境への影響を確認する定期調査を行い、10年間で大きな変化はなく地域環境と調和していることが判明しました。この調査の過程で社員向け自然観察ツアーが実施され、地域住民にも環境保全の重要性を伝えるため、2022年春から札幌市清田区と連携しネイチャーツアーを開始しました。
株式会社アミノアップ
株式会社アミノアップは、1984年設立以来、北海道に拠点を置きグローバル展開する機能性食品・農業資材開発メーカー。独自開発した機能性食品「AHCC(R)」(担子菌培養抽出物)をはじめとする食品素材や、バイオスティミュラント「Dr. アミノアップ」などのアグリ事業を展開し、特許取得と論文発表に重きを置く。
社内では医学・薬学・農学・理学・獣医学・工学など幅広い分野を専門とする研究チームが新製品の開発や科学的根拠の検証を続けていると同時に、世界100以上の医療機関や大学などとの共同研究を行なっている。
さらに研究の促進、研究機関同士の連携などを目的として、統合医療機能性食品国際学会(ICNIM)を後援するなど、自社独自のグローバルネットワークの構築・交流にも精力的に取り組んでいる。環境対策にも力を入れており、自社製品の製造1トン当たりのCO2排出量 を10年前と比較して40%削減した。

商号 | 株式会社アミノアップ |
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所在地 | 北海道札幌市清田区真栄363番地32 |
代表者 | 代表取締役会長 小砂 憲一 代表取締役社長 北舘 健太郎 |
資本金 | 3億6900万円 |
事業内容 | 機能性食品・サプリメント原料および植物活力資材の開発・製造・販売 |