宇宙産業の成長と宇宙利用における安全性の向上を目指す、日本初の宇宙サイバーセキュリティ専門組織「一般社団法人 Japan Space ISAC」、2025年10月より会員の募集を開始

Japan Space ISAC(Information Sharing and Analysis Center)は、人工衛星などの宇宙機の設計・製造・運用や地上局の管理、打ち上げなどの宇宙関連事業に携わる民間企業が参加し、宇宙産業全体のセキュリティ水準を向上させるための研究開発に取り組んでいます。業界や企業の垣根を越えた情報共有・分析の体制を強化し、増加する宇宙領域に対するサイバー攻撃やリスクへの対応を加盟企業とともに推進していきます。

目次

目指すビジョン

日本の宇宙産業は、将来性の高い成長分野として注目されています。Japan Space ISACが目指すのは、単なる防御にとどまらず、セキュリティ体制を整えることにより企業の信頼性を高め、新たなビジネスの機会を創出することです。これにより、日本の宇宙産業の国際競争力を一層強化し、「攻めのセキュリティ」を実現する、先進的な業界団体を目指しています。

業務内容

勉強会などの開催を通じて、宇宙業界内での信頼関係を構築し、宇宙システムのセキュリティ向上に資する研究開発を進めます。また、脅威インテリジェンスの共有を可能にするための基盤整備を行い、政府機関や海外の関連組織との連携を通じて、共通ガイドラインなどの整備にも貢献していきます。

現在、以下の宇宙関連企業が会員として参加しています:株式会社アークエッジ・スペース、株式会社アクセルスペースホールディングス、株式会社アストロスケールホールディングス、株式会社シンスペクティブ、株式会社スペースコンパス、株式会社パスコ、株式会社ワープスペースなど。こうした企業と連携することで、日本の宇宙産業における強固なセキュリティ基盤の構築を目指しています。

今後もISACのネットワークをさらに拡大し、「宇宙のセキュリティを日本の強みに変える」を掲げ、持続可能で安全な宇宙産業の発展に寄与してまいります。会員申し込みやお問い合わせは、公式ウェブサイトをご確認ください。

代表理事挨拶

粟津 昂規

日本の宇宙産業の発展と、安全な宇宙利用を実現するためには、業界全体での連携による課題解決が不可欠です。Japan Space ISACは、多様な企業や国際的パートナーシップを通じて、日々進化する脅威への対応力を高め、安心して未来の宇宙産業を育んでまいります。

宙クリップ

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