クーガー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石井 敦)は、人類の宇宙移住にAIの力で貢献することを目指すコミュニティ「Sphear(スフィア)」の第13回リアルイベントを、2026年11月6日(金)に開催します。

イベントのテーマは、「2030年、数万機の衛星が飛び交う時代へ──宇宙の交通事故を防ぐ『宇宙交通管理』の最前線【Sphear #13】」です。
現在、地球の周囲を回る衛星は約1万5,000機あり、2030年には数万機へ増えるともいわれています。各事業者が個別に衝突を回避する従来の方法だけでは、対応しきれない時代が迫っています。
衛星やデブリ(宇宙ごみ)が衝突すると、わずか1cmの破片でも秒速約8kmという銃弾の10倍近い速度で飛ぶため、衛星に深刻な損傷を与えます。さらに、衝突で生まれた破片が次の衝突を引き起こす「連鎖」が発生すれば、その軌道を長期間安全に利用できなくなる可能性があります。GPSや天気予報、衛星通信など、日常的に利用する「宇宙のインフラ」にも大きな影響が及びます。
空に航空管制があるように、宇宙にも交通管制が必要な時代を迎えます。数万機の動きを誰が見守り、どのように衝突を予測し、回避を判断するのか。そして、人の手だけでは追いきれない領域にAIがどのように関わるのかを考えます。
大阪大学特任教授・パワーレーザー取締役CTOの上野宗孝氏と、クーガーCEOの石井敦氏が、2030年代の宇宙利用を支える新たなインフラ「宇宙交通管制」の最前線について語ります。
Sphear #13 イベント概要
| 日時 | 2026年11月6日(金)19:00~22:00(開場18:45) |
|---|---|
| 会場 | 渋谷SLOTH JINNAN – GALLERY(東京都渋谷区神南1-14-7 ワイズ神南ビル2F) |
| 参加費 | 1,000円(事前決済) |
| 定員 | 30名(先着順・要申込) |
| 開催形式 | 会場開催のみ(オンライン配信なし) |
| 申し込み | https://sphear-013.peatix.com/ |
タイムテーブル
| 時間 | 内容 | 登壇者 |
|---|---|---|
| 19:00~19:10 | オープニング | ― |
| 19:10~19:40 | 「数万機の衛星をどう管理するか──AIが切り拓く『宇宙交通』の自動化」 | 石井 敦(クーガーCEO) |
| 19:40~20:30 | 「宇宙交通管制の時代へ ~宇宙における交通事故を減らしたい~」 | 上野 宗孝(大阪大学 核物理研究センター 特任教授/株式会社パワーレーザー 共同創業者 取締役CTO) |
| 20:30~21:00 | パネルディスカッション | 石井 敦、上野 宗孝、天野 真梨花(モデレーター) |
| 21:00~22:00 | 懇親会(軽食・ドリンク付き) | ― |
登壇者
上野 宗孝 | Munetaka Ueno

大阪大学 核物理研究センター 特任教授/株式会社パワーレーザー 共同創業者 取締役CTO
京都大学大学院理学研究科博士課程修了後、東京大学にて宇宙物理学分野の教員を経て、2009年よりJAXAへ移籍。赤外線天文衛星や金星探査機あかつき等、数多くの宇宙科学ミッションにおいて中心的役割を果たし、宇宙機関のPMとSEを取りまとめる国際委員会の議長等も務める。2019年よりJAXA宇宙探査イノベーションハブにて将来の探査に向けた共同研究活動の取りまとめを行いつつ、ムーンショット型研究開発プロジェクトのPMとして、AIロボットによる月・火星での自律的生命圏構築を目指すプロジェクトを牽引。現在は、大阪大学の特任教授とパワーレーザー取締役CTOを中心に、多くの企業や大学に携わりながら国内宇宙ビジネスの発展に向けた活動を推進している。
石井 敦|Atsushi Ishii

クーガー株式会社 CEO
日本IBMを経て、楽天やライコスの大規模検索エンジン開発を担当。その後、日米韓を横断したオンラインゲーム開発の統括、Amazon Robotics Challenge上位チームへの技術支援、ホンダへのAI学習シミュレーター提供、NEDOクラウドロボティクス開発統括などを務める。現在、人型AIプラットフォーム「LUDENS」の開発を進めている。スタンフォード大学2018年AI特別講義の講師。電気通信大学 元客員研究員。Enterprise Ethereum Alliance日本支部代表。
モデレーター
天野 真梨花 | Marika Amano

報道記者として自然災害や事件、政治分野等の現場取材に従事し、その後はディレクター・ニュースデスクとして報道番組の制作に携わる。現在はこれまでの経験を基盤に、宇宙と社会をつなぐコミュニケーションの在り方を探求している。
過去のSphearイベントの様子






Sphearイベントレポート公開中
登壇・パネルディスカッションで語られた内容を綴った、1つ1つが読み応えある記事です。ぜひ御覧ください。
なぜ、今「宇宙 × AI」なのか
月面基地の建設、宇宙旅行の商用化、火星への長期探査ミッション。かつてはSFだった世界が、今まさに現実になりつつあります。こうした「人類の次のフロンティア」において、AIはその真価を最も発揮する領域です。
極限環境、地球からの遠隔操作、限られた資源、想定外のトラブル。これらを乗り越えるには、人間の判断力を補完・拡張するだけでなく、ロケットやロボットの自律制御、探査機のナビゲーション、環境認識、通信の最適化など、AI・ロボティクス・ヒューマンインタラクションの総合的な活用が不可欠です。
Sphearとは?──月・火星移住実現を加速させる場

Sphear(スフィア)は、「宇宙 × AI」を軸に、月・火星移住を共に加速させるコミュニティです。AI、ロボティクス、宇宙工学といった専門領域を超えて、エンジニア、デザイナー、建築家、教育者、心理学者、アーティストなど多様な人々が集い、自由な発想と対話から新たな未来を構想していきます。
こんな方におすすめ
- 宇宙やAIに強い関心がある方
- 宇宙関連スタートアップやJAXA技術に興味がある方
- ロボティクス、画像認識、自然言語処理に携わっている方
- ユーザーインタラクションやヒューマンインタフェースに関心がある方
- 領域横断的なプロジェクトや仲間を求めている方

