JALUXと宇宙木材工房がMOU締結 土井隆雄氏が「ARGO PROJECT」公式アンバサダーに

JALグループの商社である株式会社JALUX(本社:東京都港区、代表取締役社長:河西 敏章、以下「JALUX」)は、土井隆雄宇宙飛行士が代表を務める株式会社宇宙木材工房と、宇宙事業の拡大および相互協力を目的とする基本合意書(MOU)を締結しました。

今回の合意に伴い、土井隆雄宇宙飛行士は、月面への輸送・文化継承プロジェクト「ARGO PROJECT(アルゴ・プロジェクト)」の公式アンバサダーに就任しました。

基本合意書を掲げる土井隆雄宇宙飛行士とJALUX側担当者
目次

ARGO PROJECTについて

「ARGO PROJECT(正式名称:The ARGO Trans-Lunar Heritage Project)」は、かつて存在した大帆船の星座「アルゴ座」をモチーフに、「次世代へ受け継ぐ方舟(Ark Relaying for Generations Onward)」という想いを込めた月面輸送・文化継承プロジェクトです。人類の活動圏が月面へ広がる未来を見据え、時代とともに失われていく貴重な文化や人々の営みを、専用ボックス「Möbius Ark(メビウスの方舟)」に格納して月面へ輸送・保管します。

Phase 1ボックス開発・搭載品募集
Phase 2ロケット打ち上げ・地球軌道から月へ輸送
Phase 3月面着陸・専用ボックス設置
Phase 4月面人類への文化継承・ボックス長期保管

専用月面輸送ボックス「Möbius Ark(メビウスの方舟)」は、約20cm×20cm×10cmのサイズです。月面の過酷な環境に耐えられる素材とデザインを採用し、「永遠・循環」の想いを込めて内部を区画分けすることで、搭載品を保護・保管します。

※2026年5月26日付けプレスリリース「JALグループ、航空会社として世界初の月面輸送サービス『ARGO PROJECT』を始動」:https://www.jalux.com/news/2026/ispace-jal-jalux-argo.html

MOU締結の背景と目的

JALUXは、月面への輸送および文化継承を目指す「ARGO PROJECT」をはじめ、次世代を見据えた新たな宇宙事業の拡大に取り組んでいます。

一方、世界初の木造人工衛星の開発を目指す株式会社宇宙木材工房の代表取締役・土井隆雄宇宙飛行士が、本プロジェクトのコンセプトや意義に賛同したことを契機として、両者は今回、包括的なパートナーシップを締結しました。

本合意に基づき、土井氏を「ARGO PROJECT」の公式アンバサダーに迎え、プロジェクトの普及活動や次世代育成を進めます。また、宇宙事業全般における技術的・戦略的アドバイザリー業務、衛星搭載枠販売、持続可能な宇宙サプライチェーンの構築に向けた協業を多角的に推進します。

両者の強みと知見を協業によって融合し、本プロジェクトの趣旨や持続可能な宇宙産業の未来に向けた取り組みを広く発信することで、次世代へつながる新たな価値創造と宇宙事業の発展への貢献を目指します。

土井隆雄宇宙飛行士について

1997年にJAXA宇宙飛行士の日本人として初めて宇宙での船外活動を実施し、2008年には国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」の組み立てミッションに従事するなど、長年にわたり日本の宇宙開発を牽引。

現在は京都大学特定教授を務める傍ら、世界初の木造人工衛星の開発を目指す株式会社宇宙木材工房の代表取締役として、持続可能な宇宙利用に向けた先進的な取り組みを推進しています。

JALUXは「幸せづくりのパートナー~人に社会に環境に、もっと豊かな輝きを~」の企業理念の下、皆さまの暮らしを豊かに彩る商品を提案してまいります。

宙クリップ

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