6 months mission challenge キャンペーン 野口宇宙飛行士リアルタイム交信イベント

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、1月28日(木)国際宇宙ステーション滞在中の野口聡一宇宙飛行士とリアルタイムにて交信を行う「6 months mission challenge キャンペーン 野口宇宙飛行士リアルタイム交信イベント」を開催しました。

©JAXA/NASA

6 months mission challengeキャンペーンとは?

野口宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在する6ヶ月間で挑戦したいことを「#挑戦をやめない」というハッシュタグとともにTwitterに投稿し、その投稿をした中から選ばれた小学生〜高校生までの計5名の参加者が、国際宇宙ステーションに滞在中の野口宇宙飛行士とZoomを通じてリアルタイムに交信できるというイベントです。

油井宇宙飛行士の「JAXAお仕事セミナー」

イベントは野口宇宙飛行士との交信だけではなく、貴重な映像や楽しい企画も盛りだくさん!
油井宇宙飛行士もスタジオに登場!

©JAXA

宇宙飛行士たちを地上から支える方々の仕事現場の様子等の紹介ムービーも流れました。
国際宇宙ステーションと地上を結ぶ「管制室」にいるフライトディレクター、滞在中の生活を「服」と「食」で支えている宇宙飛行士健康管理グループの方々。
どのような想いのもと、宇宙にいる宇宙飛行士を支えているかを教えてくれました。

また、登壇者である油井宇宙飛行士への質問コーナーなども設けられ、
「宇宙飛行士であることを自覚するのはどんな時か?」
「宇宙食で好きなものは何か?」
「初めて宇宙で無重力を感じたとき、どう思ったか?」
などの質問がとびだしました。

「初めて宇宙で無重力を感じたとき、どう思ったか」の質問に対し、油井宇宙飛行士は「10歳で夢見た宇宙に45歳で到着しました。無重力を感じるとともに青い地球を見たとき、本当にやり遂げたと感じましたし、地球の儚さに感動したことを覚えています。」と、宇宙飛行士を志す参加者にとって、とても貴重で胸の高鳴る回答がありました。

「宇宙兄弟」とのコラボ企画やクイズ大会も

イベントは宇宙兄弟も協力しており、宇宙や宇宙兄弟にまつわるクイズ大会も行われました。

©小山宙哉/講談社 ©JAXA

なんと作者である小山宙哉さんが生でムッタを描く動画も!
あまりに貴重な動画に見惚れているところに、「顔のどの部位から描き始めたか?」といったファンでも難しい問題には、参加者も油井宇宙飛行士も首を大ひねり。

『宇宙兄弟』とのコラボ企画である6 months mission challenge キャンペーン限定エピソード動画のシリーズ第三弾「野淵編」も初公開され、『宇宙兄弟』との特別企画は大いに盛り上がりました。
クイズでは油井宇宙飛行士も回答者として参加し、5名の参加者と一緒に楽しんでいました。

野口宇宙飛行士とのリアルタイムで交信

イベント後半は、いよいよ国際宇宙ステーションから野口宇宙飛行士が登場!

©JAXA/NASA

まずは逆さまで登場した野口宇宙飛行士!
無重力を感じさせるふわふわした空間でくるりと一回転して着席。
その様子に5名の参加者も嬉しそうに手をふってお出迎えをしていました。
事前に動画収録した参加者の質問事項に野口宇宙飛行士が答える形式で行い、それぞれにエールを送りながら質問に答えていきます。

その中で野口宇宙飛行士は小学3年生の野球が大好きな平井さんからの「夢や目標を達成するためにはどんな事を心がければいいですか?」という質問に、「大きな夢を掴み取るためには、長い時間をかけてその夢に向かって真っすぐ突き進むことが大事」とアドバイスを送っていました。
野口宇宙飛行士に生でアドバイスをもらえるなんて感動してしまいますね!

また、将来宇宙飛行士を志す高校生の木野田さんからの「実際に宇宙に行き、新しい視点から見て気づいたことはなんですか?」という質問には、「宇宙をどう利用するかだけでなく、我々人類が宇宙に行き、地球から離れたときに人間が種族としてどう変化・進化していくかが楽しみだと思っています。問題にぶつかったときに違う観点からどう解決していくかが大切だと考えています。そんな認知的な変化を促していけると思っています。私も、たかだか250日程度しか宇宙空間にいないので、宇宙人類としては赤ちゃんですが少しづつ地球から離れていくことがどういうことかを反芻しながら皆様にお伝えできるようにできたらと思います。」と回答しました。

5名の参加者は
「名前を呼んでもらえて嬉しかった」
「目標に向かってもっと一直線になろうと思った」
「野口さんの後輩宇宙飛行士として自分の疑問の答えを見つけたい」
と興奮していました。

©JAXA/NASA

「問題にぶつかったときに違う観点からどう解決していくかが大切」
宇宙という途方もない謎に満ちた空間で新しいことに挑戦し続ける野口宇宙飛行士。
私たちは日々さまざまな問題に直面しますが、そのときに自分はどのような行動をとるでしょうか。今できないことはたくさんある、でも1年後にはできるようになっているかもしれません。宇宙を目指す目指さないにかかわらず、私たちが挑戦できることは無限大です。
「#挑戦をやめない」というテーマ通り、5名の参加者は今回のイベントを通じて「もっと挑戦を頑張ろう」と、さらに気持ちを強く持てたイベントとなりました。

野口 聡一宇宙飛行士 プロフィール

野口 聡一(のぐち・そういち)

神奈川県出身。東京大学大学院工学系研究科修了。博士(学術)。1996 年宇宙飛行士候補に選抜された。
2005 年スペースシャトル・ディスカバリーに搭乗し、日本人として初めて国際宇宙ステーションで船外活動を行う。
09 年日本人として初めてロシア・ソユーズ宇宙船に船長補佐として搭乗し半年間の長期宇宙滞在を経験。
14 年世界中の宇宙飛行士の親睦団体である宇宙探検家協会会長に就任。

Twitter:@Astro_Soichi
Instagram:astro.soichi
YouTube:soichi astro

©JAXA/NASA

5名の参加者の皆さん

1人目(平井大和さん)

■東京都 平井大和(ひらいやまと)さん(9 歳・小学 3 年生)
■想定質問
・野口さんの宇宙飛行士になろうと思ったきっかけや、理由は何ですか?
・夢や目標を達成するためにはどんな事を心掛ければいいですか?

参加者 2 人目(長澤洸青さん)

■山梨県 長澤洸青(ながさわこうせい)さん(17 歳・高校 2 年生)
■想定質問
・宇宙飛行士になるために高校生のうちから頑張るべきことはなんですか?

参加者 3 人目(梅本瑛斗さん)

■愛知県 梅本瑛斗(うめもとえいと)さん(12 歳・小学 6 年生)
■想定質問
宇宙での植物の生命力について教えて下さい。
・地球で育つ植物と宇宙で育つ植物とでは栄養価はどれほど違いますか?
・月でも地球と同じように、植物は育つのでしょうか?

参加者 4 人目(中村健人さん)

■福岡県 中村健人(なかむらけんと)さん(17 歳・高校 2 年生)
■想定質問
・野口宇宙飛行士が初めて EVA をしたときどんな心境でしたか?

参加者 5 人目(木野田采音さん)

■宮崎県 木野田采音(きのだあやね)さん(18 歳・高校 3 年生)
■想定質問
以前、「なぜ人間が宇宙に行くか」というトピックに対して野口さんは「人間が宇宙に行くということは、たんに遠くの星に行くことだけではなくて、地上で僕たちが抱えている問題を、新しい視点から見て解くことができるのではないか。
それが、僕たちが本当に宇宙に行きたい理由」とおっしゃっていましたが、実際に野口さんが宇宙に行き、新しい視点からみて何を得て、何を感じましたか?

宙クリップ

このページへの情報のご提供、内容への修正、削除依頼はこちらから

お名前
必須

このページの内容にかかわる権利を所有する方ですか?

Eメール
必須
ページURL
修正内容
必須
修正内容にかかわる URLなどがございましたら、お書き添えください。
修正内容に関わる資料などがございましたら、添付してください。
予期しない問題が発生しました。後でもう一度やり直すか、他の方法で管理者に連絡してください。
6 months mission challenge

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!